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三浦和義元社長がロス移送

ロサンゼルス銃撃事件でサイパンで拘置中の三浦和義容疑者がロスで移送される。

毎日新聞によると81年のロサンゼルス銃撃事件で、米自治領サイパンで拘置中の元輸入雑貨販売会社社長、三浦和義容疑者(61)のロスへの移送手続きが10日未明に始まった。ロス郡地裁が9月、殺人容疑の逮捕状を無効、殺人の共謀罪での訴追を有効との決定を出したためだ。しかしロスでは、「一事不再理」が改めて争点になりそうだ。逮捕から間もなく8カ月。裁判はさらに長期化する可能性が高くなった。

 ロサンゼルス郡地裁は9月26日、殺人の共謀罪での訴追を認める決定を出した。だが弁護側は、共謀罪の審理に入る前に、日本の裁判で無罪となった罪で再度裁かれない「一事不再理」を改めて主張し訴追自体の却下を求めていくとみられる。

 郡地裁は「日本では共謀罪で裁かれていない」との検察側の主張を認め訴追を認めた。スティーブン・バンシックレン裁判官は「弁護側が『日本には共謀罪が存在しない』という(検察側証人の)主張を論破するだけの十分な証拠を提出していない」と述べており、弁護側の立証不足を指摘している。

 弁護側は、日本の裁判で無罪となった殺人罪の共謀共同正犯と米国の共謀罪が、「殺人に向けての共犯者との合意」という同じ構成要件だと主張していくとみられる。

 さらに、カリフォルニア州刑法の伝統的な解釈は郡地裁の決定とは異なり、一事不再理に当たるかどうかは同じ構成要件かどうかではなく、共謀行為そのものが同じかどうかで判断してきたとされる。共謀行為で判断すれば「元女優と殺害について話し合った」などとされる部分は日本の裁判で裁かれており、一事不再理に当たる。

 最近の法解釈の違いについては州最高裁で決着していない問題で、改めて一事不再理についての審理が長期化する可能性がある。

日本では無罪と確定したけれど、アメリカではまだ終わってない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000001-maip-soci